思想信条            殉国青年塾々統 寺岡  誠

 

日本民族派の思想信念は天皇絶対主義で有り、天皇無くして真の民族主義は存在し得ない。
 天皇とは日本民族の生きる証で有る。 日本建国の初代「神武天皇」以来、皇統一系の歴代天皇は直系子孫で有るから国の御親(御柱)で在らせられ、御皇室は日本民族が範とし崇敬する本家で有る。
 日本とは天皇を本主(家長)とし、国民はその末裔(子孫)とする家族主義で

形成された単一民族国家で有る。
 日本民族は建国来、御皇室を心の寄り処として敬愛し、天皇国民は常に

融和一体化した固い絆で結ばれた関係に有る。
 その国家に在って民族派が成すべき事は、惟一「国體護持」で有り、国體

とは「天皇・国土・国民・独立主権と国防確立」で構成された形態で有る。
 通説「国家」の定義は領土と人民、主権独立が確立された国を指す。
 我が国に於いて国家観とは、天照大御神の勅命で有る処の「惟神の道」を

御皇室と国民が融和信頼の元に実践し、天皇を中心とする道義国家の樹立

を実現させる事で有る。
 その「道義国家」実現後、大宇宙の最高原理で有る処の真理「誠」を以て、

地球規模の家族主義「八紘一宇」の精神で世界を光被し、天皇を中心とした人類和合を目的とした世界平和確立・顕現を目指すを最終目標とする。
 この精神に反し、万が一我が国「日本」で、天皇制が否定される国家変革の事態が生じた場合は、最早、天皇神聖国家では無く、単なる列島(土地)の存在と、一部の特権階級が大多数の人民を支配する共和国へと成り下がる。
 依って、日本民族派(国粋主義者)は、天照大御神が委ねた日本(豊葦原の国)を平定し、国家形成の道を切り開いた「神武天皇」を皇祖に戴く「皇統一系」の直系子孫で有る天皇(現人神)を死守し、「惟神の道」(カンナガラノミチ・神の導きによる正道・仁徳)の実践をすべく国体護持に身命を賭す事にこそ存在価値が生まれる。
 つまり「国家」に於ける中で、領土、政治、国民の全てが存在しても、天皇制と乖離した国家では、神武天皇建国主旨の「神州・神の子が治める国」と、呼ぶ事は出来無い。
 その傀儡国家に於いては、日本民族派を自負する者に取っては、最早、存在価値は皆無に等しく、護るべき御聖体「天皇」が存在し無い国、己の命を賭けてまで護るべき主芯が無い単なる島国でしか無い。
 つまり日本民族(純粋日本人)が滅亡する日、日本(神国)の崩壊を意味する。
故に天皇は我が国建国「初代・神武天皇」の直系子孫で有るから御親で在らせられ、我々国民はその末裔子孫で有る事からして、親(天皇)に忠義、孝行は当然で有る事からして、天皇及び御皇室の存在を脅かし、天照大御神より統治を賜った天皇の大権国家「神国・瑞穂の国」を誤った方向(滅亡)へ向かわせ様とする国賊・売国奴と侵略者に対しては斬奸(天誅)の剣を振り降ろすは、民族派(国粋主義者)の使命で有る。                                         以上

 

                         「七生報国」

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